【ポケモンUSUM】トリホリPT レート1700【トリックホリック】
・まえがたり
需要は無いと思いますが「トリックホリック」で使用したパーティーをまとめました。
私はマーシャドーを持っていないので、怒りのマーシャドーメタを張りました。
マーシャドー、ダークライ、ミミッキュ、ギルガルド、オニゴーリ、ドヒドイデあたりを意識して構築を組みました。
疲れたのとレート1700とキリがいいので20戦で撤退しました。もっと上に行けたかも。
・個別紹介
性格:ひかえめ
持ち物:いのちのたま
特性:かそく
努力値:CS252 B4
マーシャドー、ダークライ、フーパの幻ポケモン達に強いと思い採用しました。
オニゴーリを意識してむしのさざめき、ドヒドイデを意識してサイコキネシスを採用しました。ギルガルドで簡単に止まります。
性格:いじっぱり
持ち物:ミミッキュZ
特性:ばけのかわ
努力値:H196 A156 B148 D4 S4
技:じゃれつく かげうち のろい つるぎのまい
テンプレのABミミッキュ。オニゴーリ対策でのろいを採用しました。
ギルガルドに対して ゴーストZが欲しい場面が多かったです。
性格:ずぶとい
持ち物:くろいヘドロ
特性:さいせいりょく
努力値:HB252 D4
ミミッキュとマーシャドーをまとめて受けられるので、このルールでは最強ポケモンだと思います。
性格:しんちょう
持ち物:どくどくだま
特性:ポイズンヒール
努力値:H212 D204 S92
技:じしん がんせきふうじ どくどく まもる
みがわりが欲しかったです。
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりスカーフ
特性:ビーストブースト
努力値:CS252 H4
技:パワージェム ステルスロック ヘドロウェーブ サイコキネシス
ひかえめサイコキネシスでアーゴヨンも高乱数で落とせます。この大会は、鋼タイプや地面タイプが少ないので、全体的に刺さりも良かったですが、ギルガルドで簡単に止まります。
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりメガネ
特性:ふゆう
努力値:CS252 D4
技:りゅうせいぐん あくのはどう かえんほうしゃ とんぼがえり
相手の受けサイクルを崩す駒です。ギルガルド対策その2。
あくのはどうゴリ押しマン。
とんぼがえりでミミッキュの皮も剥ぎつつ、サイクルも回せます。
この枠は大会直前までガオガエンでいく予定でしたが、グライオン+ドヒドイデに詰みそうだったのでサザンドラに変更しました。
・あとがたり
普段のレートと異なる環境だったのでトリックホリック楽しかったです(グロスマンダコケコテテフゲッコウガ嫌い)。
マーシャドーを持っていないので色々と不安でしたが、普通に戦えました。
警戒しまくってたオニゴーリとは一回もマッチしなくてよかったです。
【ポケモンUSUM】S11レート構築記事 メガカイロス軸 レート2000達成!【最終レート2001】
●まえがたり
こんばんは、あじぇ-ajです。TNはサンライトです。
今回はポケモンUSUMシーズン11で使用したカイロス軸についてまとめました。カイロス入りでレート2000達成したパーティーです。
この記事で少しでもカイロスに興味を持ってもらえれば幸いです。ちなみに384戦してカイロス入りのパーティーとマッチングしたことは一度もありませんでした(泣)。
最高、最終レートは2001で最終順位は312位でした。
●構築経緯
メガカイロスと共にレート2000に乗りたいと考えていました。
しかし、現環境はカイロスにとって逆風です。
現環境で採用されている主なメガ枠はカイロスが苦手とするボーマンダやメタグロスが多く、他にも上から叩かれるカプ・コケコやスカーフテテフ、舞っても止められるテッカグヤやサンダー、ミミッキュなどが多く、動かしづらい環境でした。おまけにステロも辛いです。
なので、それらのポケモンに対してカバーできるポケモンでパーティーを組みました。
試行錯誤の結果、マンダグロスに後投げできるポリ2、次にコケコやバシャを意識してランドとアーゴヨンを採用しました。すると毒持ち残飯ガルドにサイクル負けするのとテテフが大嫌いなのでHDカグヤを採用しました。
キノガッサは相手のキノガッサやバンギ、カバ展開やポリクチ展開、雨や砂の天候パ対策に採用しました。
●個別紹介
性格:ようき
持ち物:メガストーン
努力値:AS252 H4
構築の軸でメガシンカ枠。かっこいい。メガ前の特性かいりきバサミはギャラドスやランドロス、クチートの威嚇意識です。
威嚇無効のかいりきバサミの存在やメガ後は飛行タイプが加わりステロのダメージが増えてしまうので、メガシンカのタイミングが重要なポケモンです。
地味に防御が高く、1積みしたギャラドスの氷の牙やメガラグの雨滝登りを耐えてくれます。ギャラドスに関しては、特性かいりきバサミを利用できれば威嚇でAが下がらず、おんがえしで7〜8割り削れます。
なので、ギャラ対面は飛行Zを警戒しなければ、舞ってもいい対面ではあると思います。飛行Zを警戒するならポリ2で処理します。
Zや珠以外のゲッコウガはメガ前じしん+メガ後石化で対面処理できるのは良かったです。ちなみに無振りゲッコウガは剣舞石化で乱数で落とせます。
メガ前は変幻ゲッコウガのいわなだれを耐えて返しのじしんで落とせます。怯みは不正。
ブルドヒドランやレヒレドランハッサムみたいな上を取りやすい相手には戦いやすかったです。
ボーマンダとの差別点は、先制技とつるぎのまいの存在と氷が4倍ではなく、フェアリーが抜群でないということです。
みずしゅりけんの上から先制できるフェイントも採用価値はありますが、あらゆる場面で火力が足らないのででんこうせっかを採用しました。
Zやスカーフ持ちに弱かったですが、Z使用後や火力のないレヒレを起点にできたのは非常に強かったです。
相手の並びに、コケコグロスやバシャテテフがいたり、刺さりが微妙なパーティーにマンダがいると選出できませんでした。
意外と特殊耐久が欲しい場面があったので、素早さを捨てて性格はしんちょうやD振りいじっぱりも試してみたいです。
それにしてもSが最速カイロス=準速マンダなのは悲しい…。
性格:ひかえめ
持ち物:とつげきキョッキ
特性:いかく
努力値:H212 B4 C60 D220 S12
技:だいちのちから うちおとす とんぼがえり めざめるパワー(炎)
チョッキ持ちで撃ち落とす採用の特殊ランドはかなりレアだと思います。
ある程度の火力とコケコのめざ氷を2耐えする耐久がほしいので持ち物はチョッキで確定。調整は一般的なチョッキランドと大体同じです。
C60振りは主にギルガルドを残飯込みで大地の力2発で倒すためです。
特殊型にした理由は、鬼羽リザXに親を殺されたのが始まりでした。
思いのほか使い勝手が良く、壁コケコと対面した際にリフレクターから張ってくることが多いのでアドが取れます。
ゲンガーの鬼火も怖くありませんが、H振りゲンガーだと大地の力で落とせないので余り意味がありません。ですが、火傷になっても火力が下がらないこと自体はとても魅力的です。
ギルガルドにとんぼがえりを打ちキンシでAを下げられてしまっても火力が変わらないのも特殊型の強みです。Aが下がると相手は大体突っ張ってきます。
ちなみに、HBカバは大地の力+草結び、HDカバは草結び2発で落とせるので草結びを採用しようか悩んでいます。
めざ炎の採用理由は、実は舞ったハッサムが辛く、舞われてしまうと全抜きされることも多いので、ランド対面で舞ってくるハッサムをめざ炎2発で処理できるようにしました。控えめなのでナットレイにもダメージを稼げるのが地味に良かったですが、めざ炎の出番は多くなかったです。
うちおとす+大地の力でテッカグヤやサンダーの対策をしていました。読まれない対策というのは本当に強かったです。何気に物理岩タイプの命中安定技です。
性格についてですが、Sが重要な場面が少ないかつランドミラーで後攻でとんぼがえりをしたいことが多々あったので、性格はれいせいで良かったと思います。
性格:おくびょう
持ち物:ドラゴンZ
特性:ビーストブースト
努力値:CS252 D4
技:りゅうせいぐん ヘドロウェーブ かえんほうしゃ わるだくみ
テンプレの悪巧みCSアーゴヨン。とても強い。
カイロスの苦手なテッカグヤやサンダー、ポリゴン2といった受けポケモンを強引に突破でき、ビーストブーストでSを上げることができれば、あらゆるスカーフ持ちを上から叩くことができます。
カイロスの天敵であるボーマンダに強いのもGOOD。バシャテテフの並びには絶対に選出していました。
このパーティーで重くなっていた、ルカリオやボルトロス、リザードンをなぎ倒し、ロトムを起点にできる英雄でした。
ボルトロスのスカーフサイキネが怖かったですが、実際に打たれたことは一度もありませんでした。
炎技は大文字でなく火炎放射を採用したのは、主にルカリオ意識です。大文字を採用する主なメリットは悪巧み込みでギルガルドを落とせることですが、ギルガルドは他のポケモンに任せているので、乱数ですがルカリオを処理できる命中安定の火炎放射を採用しました。
ちなみに悪巧み1積みでH252ギルガルドを37.5%の乱数で倒せて、大文字よりも命中率の高い熱風の採用も考えましたが、結局命中率が100ではないのと乱数なので今回は不採用。
性格:しんちょう
持ち物:たべのこし
特性:ビーストブースト
努力値:H244 D252 S12
鋼枠の確保と毒ガルドやカプ・テテフに対する後投げの駒として採用しました。
このポケモンのおかげで、スカーフかどうかで持ち物によって立ち回りが変えなければならなかったテテフに非常に強くなれました。
特殊攻撃に対して受け出すことが多かったのでしんちょうHD振りで育成しました。
じしんの採用理由は、よく後投げされるカプ・コケコやヒードラン、バシャーモにアドを取るためです。じしんでダメージを取ることでサイクルが有利になりました。じしんの使い勝手はとても良かったです。
カバにやどりぎを入れてランドと回して起点回避することも出来なくはなかったですが、こちらの交代に合わせてられることもあるので安定はしません。
一応、ボーマンダを流すこともでき、ミミッキュに強めなのも良かったです。HD振りなのでA+2シャドークローZは耐えませんが…。
性格:ようき
持ち物:きあいのタスキ
特性:テクニシャン
努力値:AS252 B4
技:タネマシンガン キノコのほうし マッハパンチ がんせきふうじ
ステロカバやトリルポリ2等の展開系のパーティーや天候パに対する駒、誤魔化し枠として採用しました。
対策していない相手にはとても強い。たとえ対策されていても選出段階でわかる対策(コケコ+ガルド等)相手には、相手に選出を誘導させることができ、あえてガッサを選出せずにそれらのポケモンに強い選出をしていました。
実際にガッサに強い選出をされることが多かったです。オニゴーリに次ぐ最強の見せポケモンでもありました。
相手のキノガッサはキノガッサで対応していました。マッハパンチを2耐えしてくるキノガッサにはミラーで勝てないです。
裏にリザードンがいる場合は、襷が削れた状態で対面してしまうと、ニトロチャージで全抜きされる恐れがあるので注意です。
性格についてですが、個人的にはいじっぱりよりも、がんぷう後にS130を抜けるのは非常に頼もしいのでようきで確定です。
性格:ずぶとい
持ち物:しんかのきせき
特性:アナライズ
努力値:H244 B252 S12
HBポリ2。ボーマンダやメタグロスに強い物理受けとして採用しました。
カイロスの苦手なマンダやグロスを含め、あらゆる物理アタッカーをまとめて受けることができ、変幻ゲッコやミミッキュも受けることができる神ポケモンです。
ほうでんの採用理由は、ゲッコウガのみがわりを壊すためと実質7割の麻痺が期待できるためです。
特性のアナライズについては、威嚇やおやこあい等の強い特性を使えるトレースも魅力的でしたが、変幻自在をトレースしたせいで弱点を突かれたり、メガ前のグロスに後投げした場合は硬い爪をトレースできないといったことが多々あったので特性はアナライズにしました。
硬い爪とアナライスの威力倍率は同じ1.3倍なのでアナライズで特に問題なかったです。
●選出
まずは明らかに刺さっているポケモンを選び、残りは刺さっているポケモンを出すというよりも、刺さってないポケモンを消去法で省き、残った3匹の中から先発を選んでいました。
パターンとしては初手は大体ランドロスやキノガッサで、ポリ2カグヤは裏に添えていました。
正確に数えてはいませんが、選出率は大体
でした。もう少しカイロスを選出したかったです。
●辛いポケモン
実はバシャーモが辛く、バシャーモのHPが削れていないとカイロスの石化で倒せず、アーゴヨンのドラゴンZやランドロス、カイロスのおんがえしor剣舞+石化VSバシャーモのまもるor剣舞読み攻撃の択ゲー、または石化とフレドラの反動ダメージで相打ちを取って処理するしかないので、アーゴヨンを上からワンパンできるじしんバシャーモや石化が効かないサイコフィールド下のバシャーモは本当に辛かったです。
また、テテフがスカーフの可能性がある以上、バシャテテフの並びにカイロスは選出できませんでした。チョッキランドだけでバシャを見るのも難しいです。
バシャーモを安定して受けられる駒が欲しかったですが、他のポケモンを外すと、また辛いポケモンが増えるので悩みどころです。
・瞑想カプ・コケコ
コケコは主にランドロスで処理することが多かったので大地の力をメインウェポンにしている関係上、DとCが上がる瞑想コケコは厄介でした。
残飯型や特殊型を前提としテッカグヤやランドロスでギルガルドを見ていたので、物理型の剣舞持ちは困りました。鋼Zであればテッカグヤ、ゴーストZであればポリ2で見なければいけませんでした。
見ての通りパーティーにフェアリータイプがいないので、不利対面が発生した瞬間にジャラZを打たれます。ジャラランガは絶対に選出されるのでアーゴヨンとカイロスを選出し、立ち回りに気を付けました。ですが、ジャラZを決められた瞬間、試合が終わるというプレッシャーがあったのでかなり辛かったです。
・はたき持ちマンムー
もともとマンムーが辛く、ポリ2かランドで威嚇を入れてからテッカグヤで受けて何とかしていましたが、この二匹ははたきおとすに弱いのでサイクル負けしやすいです。個体数は多くありませんが、いるときはいるので厄介です。
●あとがたり
カイロスと共にレート2001達成できて本当に嬉しかったです。
カイロスはボーマンダの劣化と思われがちですが、マンダには無い強力な先制技やマンダ以上の火力を出せるつるぎのまいで差別化は可能であり、カイロス自体はスペックのあるポケモンだと思います。舞った火力が魅力的なのでパーティーから手放すことはなかったです。
実はステルスロックを撒けるポケモンが欲しかったのですが、ランドロスにはチョッキが必要不可欠なので、組み込む余裕がなかったです。
構築の話とは関係ありませんが、私は一撃技以外の命中90未満の技と飛び膝蹴りは採用しないという自分ルールを設けています。それによって立ち回りがある程度安定したと思います。
本当は命中100以外の技は使いたくないのですが、今回のパーティーでいうと、りゅうせいぐんやがんせきふうじ、やどりぎのタネは代用できる技がないので命中90以上は仕方なく使っています。
アゴマンダ対面でりゅうせいぐんを外してりゅうまいから3タテされたことが何回かありましたが、有利対面が不利対面になるのは非常に悲しいですね…。
今後はパーティーの見直しと辛かったポケモンの対策をしつつ、レート2100を目指したいですね。