【シーズン9】襷カウンターカジリガメ【シングル最終509位/レート1952】
【はじめに】
シーズン10から環境が一新されるので、シーズン9で使用していた構築を書き残そうと思い、記事を書きました。(主に自分用)
TN:ソード
【使用構築】
【コンセプト】
THE・対面
【個別解説】
オンバーン@いのちのたま
性格:おくびょう
特性:おみとおし
努力値:CS252 H4
能力値:161-×-99-149-100-192
(B個体値を29にしてHに端数を振ることで、珠ダメージを最小に抑えつつダウンロード対策のB<D調整)
エースバーンやゴリランダーに対面有利を取りつつ、珠ダイソウゲンでH振りカバルドンを落とせるのが魅力的でした。
珠込みダイジェット(ダイドラグーン)でHBポリゴン2を76.5%の乱数2発で倒せるほどの火力はあります。
おみとおしで相手のスカーフやタスキ等を警戒できるのが強いです。
みがわりは相手のふいうちを透かしたり、相手のダイマックスターンを消費したりと使い勝手はとても良かったです。炎技が欲しい場面もチラホラありましたが...
技が命中不安ばかりなので、オンバーンを選出した試合は基本的にこのポケモンにダイマックスを使います。
中々優秀なダイジェッターでしたが、特殊耐久の高いフェアリー勢がキツイ。
エースバーン@とつげきチョッキ
性格:ようき
特性:リベロ
努力値:AS252 D4
能力値:155-168-95-×-96-188
何をしても強いクソウサギ。
持たせる物がなく、とりあえず持たせたチョッキのおかげでトゲキッスに強くなり、アシレーヌにも抗えました。このポケモンには毎シーズン余り物を持たせている気がします。
準速ASやAC両刀、特殊型など様々な型が存在しますが、自分は最速AS型しか使えませんでした。
お互いラスト1匹でエスバンvsドラパ対面になる時だけ、ふいうちが欲しいと思いました。
このポケモンのせいでカバルドンやギャラドスがよく選出されました。最強の見せポケモンでもあります。
ゴリランダー@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
特性:グラスメイカー
努力値:H12 A252 B4 D172 S68
能力値:177-197-111-×-112-114
技:グラススライダー とんぼがえり ウッドハンマー 10まんばりき
(ダウンロード対策のB<D調整、Sは準速61族抜き)
脳筋ゴリラ。
とんぼがえりの枠は、はたきおとすを採用していましたが、拘り鉢巻やガラガラのポルターガイストとの相性が悪く、水悪両方のウーラオス対面でとんぼがえりから入りたいことが多々あったので、とんぼがえりに変更しました。
初手に選出するより、終盤をグラススライダーで一掃する展開の方が多かったです。
D振りが活きることは結構ありました。
キョダイマックスすることは、ほとんどありませんでした。
性格:ずぶとい
特性:トレース
努力値:H244 B252 S12
能力値:191-×156-125-115-82
今世代もやっぱり強かったインチキおまる。初手ドラパルトに対する引き先。
ダイマックスを相手にするのも自分がダイマックスしても強いです。このPTでは前者の使い方がほとんどですが...
相手の攻撃を耐えてトリックルームで切り返す展開や、相手のダイマックスターンをじこさいせいで稼ぐことも多かったです。
アローラガラガラ、ドラパルト、ギャラドス、エースバーンあたりを考えるとイカサマは外せません。
特性はトレースを採用しました。
威嚇に対して後出しが容易であり、天の恵みトライアタックの運ゲーを仕掛けられたり、ドラパルトのすりぬけをトレースして相手のみがわりを貫通したりと、やはりHBポリゴン2はトレースが良いかなぁと思いました。
身代わり持ちやHD型のポリゴン2のガン起点なのがネック。
ガラガラ(アローラ)@ふといホネ
性格:いじっぱり
特性:ひらいしん
努力値:H228 A252 S28
能力値:164-145-130-×-100-69
技:フレアドライブ ポルターガイスト ホネブーメラン つるぎのまい
(Sは4振りカバルドン抜き)
受け構築に対する駒として採用しました。
トリルエースとして使用したことは一度ありましたが、基本的に受け構築以外には選出しないので、選出率は最下位でした。
HB カバルドンをA+2フレアドライブで81.2%の乱数で倒せます。
出番が少ないので、他のポケモンに変えようかとも思いましたが、どうせ外した瞬間に受け構築が来るのは目に見えてるので最後まで外しませんでした。
カジリガメ@きあいのタスキ
性格:いじっぱり
特性:すいすい
努力値:AS252 H4
能力値:166-183-110-×-88-126
技:アクアブレイク もろはのずつき カウンター ステルスロック
トゲキッスに強いカウンター使いを探していたら、このポケモンを見つけました。
対ダイマックスや殴り負ける相手を倒す戦法に、よく襷カウンターが用いられますが、ウーラオスやハッサムでやるとバレバレなので、この亀でやることにしました。
先制技が無いので、襷持ちのウーラオスとゴリランダーには対面で勝てないのが惜しいですが...
襷カウンターはほとんど読まれませんでした。
初手でステルスロックを撒いたり、カウンターをしたり、ダイストリーム+すいすいを活かしてアタッカーに転ずるなど、かなり器用なポケモンでした。
具体的には初手トゲキッスや火ロトムなどには、もろはのずつきで突っ込み、ゴリランダーやウーラオスにはカウンターで対処する動きが強かったですし、いざとなればセルフ雨エースとしても使えるのがとても強かったです。
オンバーンの火力が絶妙に足りないので、ステルスロックはなるべく撒きます。
初手性能がとても高かったです。
カウンターがダイナックルになるのも良き。
性格はようきにしても、すいすい込みでS+1最速エースバーンを抜けないので、いじっぱりを採用しました。
準速でもすいすい込みで最速ドラパルトやS+1最速トゲキッスを抜けます。
【選出パターン】
・++
・++
初手ステルスロックやカウンターで様子見して、ポリゴン2で色々と凌いだりしつつ、ダイジェッターで詰めます。
ダイジェッターで暴れてからポリゴン2で詰めることもありました。
ダイマックスはダイジェッターのオンバーン、エースバーンに使います。
・+ +
・++
切り返し要員を連れて行かないゴリ押し選出。
初手カジリガメで何やかんやしつつ、ダイマックスエースとグラススライダーで詰めます。
ダイマックスはエースバーン、オンバーンに使います。
・++
・++
・++
エースバーンオンバーン、カジリガメの通りが良い時の選出。
ゴリランダーとポリゴン2で何やかんやしてダイマックスエースで詰めます。
ダイマックスはエースバーン、オンバーン、カジリガメに使います。
・++ or
対受け構築。
基本的にダイマックスはガラガラに使います。
【選出率】
体感かつ大雑把ですが、
> >
だと思います。
【辛いポケモン】
・HBポリゴン2
役割集中させて何とか突破します。
・HDポリゴン2
同上。
・身代わりポリゴン2
無理。
ダイマックス前提のオンバーンが簡単に止められてしまいます。
エースバーンやゴリランダーで何とかしたかった。
【おわりに】
シーズン9お疲れ様でした。
最終三桁を目指していたので、レート2000には達していませんが満足です。
襷カウンターカジリガメを思いついた時は自分天才か?と思いましたが、調べてみると既にS1の頃に先駆者がいたので世界は広いなぁと思い知らされました。
自分は命中不安技アンチですが、今シーズンは命中90未満の暴風や諸刃の頭突き、高リスクの飛び膝蹴りといったリスキーな技を多く使ってみた結果、運ゲーが更に加速したような気がします。